DIO110 VS クロスカブ110 乗り比べ

クロスカブ乗りが、DIO110に乗ってみた感想です。

写真は旧型DIO。

諸元

それぞれのバイクの諸元はこちら。

足つきと安定性

足つきに関して、シート高はDIO110 760mm、対するクロスカブ 784mm。

この24mmの差は大きいです。

171cmの身長でDIO110なら踵近くまでつくので不安感なし。

車重も11kg軽く、静止時、取り回し時の安定感は抜群。

小型スクーターのサイズに110ccのエンジンを搭載って感じで取り回しは軽快です。

コンパクトサイズで110ccのエンジン。

乗車姿勢

まさにスクーターの姿勢。

足をおく場所が広く自由な乗車姿勢が取れるのが魅力。

メーターの視認性も良好。

取り回し

街中のチョイノリにもってこいの小回りが効き、機動性があります。

小柄な方でも無理なく取り回すことができます。

ブレーキ性能

DIO110、クロスカブ共に前輪ディスクブレーキ、後輪ドラムブレーキ。

DIO110は「コンビブレーキ」を搭載。

レバー(後輪ブレーキ)を握ると、前輪にもほどよく制動力を配分し、バランスよくブレーキングをサポート、走りに安心感をもたらしています。

急なブレーキングにも安心の嬉しい機能ですが、残念ながら体感する場面はありませんでした。

HONDA HPより。

走行性能

エンジン出力はDIO110 8.7馬力、クロスカブ8.0馬力。

発進加速はDIO110の方がスムース。

登り坂でもアクセルを空けると適度なトルクバンドの回転数でバイクを引っ張ってくれます。

60km/h超まで加速しませんでしたが、法定速度内では問題なく航続できそうでした。

Vマチックについて

昔のスクーターと違って発進時に少し遊びがあるような気がします。
(急発進によるウィリーや事故防止のため?)

常用速度域ではアクセルをふかせば気持ちよく加速していきます。

ちょっとした買い物などの街乗りにはピッタリな反面、シフトチェンジでバイクを操っている楽しみがないのも事実。

バイクに何を求めるのか、所有する用途によって分かれるところです。

走行安定性

タイヤサイズはDIO14インチ。クロスカブ17インチ。

サスペンションも同じテレスコピック式。

どっしり感はありませんが、不安感はなく安心してスピードが出せます。

燃費

DIO110で1日走った時の燃費が 52.6km/L。
クロスカブの平均燃費は 68.7km/L。

ここはスーパーカブに軍配。

ただタンク容量はDIOが4.9L。一回の給油で走れる距離はあまり変わらないかも。

積載量

積載に関してはさすがスクーター。

シート下収納スペースやインナーボックス、加えてコンビニフックもあり盛りだくさん。

これにリアキャリアをつければかなりの積載量になります。

18Lの容量はヘルメットも収納できます。羨ましい。
小物入れにはペットボトルも収納可。右にコンビニフック。

まとめ

DIO110。

クロスカブとは全く性格の違う一台。

足つき、取り回しが楽でありながらトルクフルな加速が持ち味。

街中で生活の足としては万能な一台だと思います。

2台持ちが可能なら一家に一台置いておきたいバイクです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました