クロスカブ110(原付2種)を選んだ理由

前回からの続きです。

なぜ55歳にしてバイクに乗ることにしたのか

そもそもなぜバイクに乗ることを決心したのか。そこからお話します。

きっかけは病気(パーキンソン病)です。
パーキンソン病は、手足の動きが悪くなり、徐々に進行していく病気です。
完治させる治療法はありませんが、薬の服用で症状を抑えることができます。

今のわたしの症状は、左の手足の動きが悪い程度で日常生活に支障ない状態です。

ただいずれは動けなくなっていくでしょうし、できることがどんどんできなくなっていくはずです。

今できることはできるうちにやっておく

いろいろと悩んだ結果たどりついた結論です。

自分のしたいことは何?
その問いかけに真っ先に浮かんだのは ”バイクで日本一周” でした。

日本1周ができなくても、バイクに乗って風を感じながらツーリングをしてみたい。

まずはバイクに乗る、そう決めました。

どんなバイクにするの

ただ自動二輪の免許は持っているものの、バイクに乗っていたのは35年前。
それも50cc原付バイクのみ。
あまり大きなバイクは乗りこなせないんじゃないか? そういう不安が頭をよぎります。

正直50代になって、反射神経や、判断力の衰えを感じないことはありません。
しかも病気。
20代の頃のようにバイクが自分の手足のように操れるのか。

心配したらキリがないので、まずはどんなバイクがあるのか調べました。

条件は、扱いやすく安定感のあるバイク。

最初に見つけたのは YAMAHA トリシティ125/155

YAMAHA ホームページより

前輪2輪の3輪バイク。自立はしませんが安定感はありそうです。
スクーターなのでシフト操作はありません。
しかも155ccなら高速道路も走行可能。

次に目を惹いたのは HONDA CT125 ハンターカブ

HONDA ホームページより

カブでありながらオフロード仕様。独特のスタイルに惹かれました。
クラッチはありませんが、シフト操作はあります。
左手クラッチがないのもメリットです。
安定感は分かりませんが、小型で取り回しはいいとのこと。
ただ125ccなので高速道路は走れません。

この性格の全く違う2車種で悩んでいたところ、ちょうど友人がハンターカブで四国1周ツーリングに行ってきた話を聞く機会がありました。
彼はハンターカブの魅力や使い勝手を丁寧に説明してくれました。

気持ちはハンターカブに傾きつつ、バイクショップに足を運んで、この目で両車を見ることにしました。


洗練されたデザインのトリシティー。
カブの面影を残すハンターカブ。

正直、悩みましたが、
実際に見てよりワクワクするのはどちらかということで、ハンターカブを購入する決心をした

のですが・・・・ (続く)


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