レンタルバイクツーリング 熊野三社 (1泊2日)その2

熊野三社を巡る旅の2日目。

和歌山県は線状降水帯に覆われ、荒れた天気の中のツーリングとなりました。

2日目のコースは

コースは、

A 熊野那智大社

B トルコ記念館

C ローソン田辺大塔店

D 道の駅水の郷日高川 龍遊

を巡る約272kmのロングツーリング。

いざ出発

ゲストハウス「湊」を7時に出発。

空は小雨模様。

田辺市以西は大雨の予報で残念ながら

今回も雨天ツーリング。

覚悟を決めて出発。


A 熊野那智大社

御本殿

バイクを走らせて40分。

平地では気にならなかった小雨が、山道に入った途端に大粒の雨に。

那智大社に着いた頃には幸いにも雨は小康状態。

朝8時の神社は人影もまばら。

それでも熊野本宮に比べるとお店も多く、華やかな雰囲気があります。

我が国最初の女神「イザナミノミコト」を主神として十三所の神々をお祀りし、全国の 熊野神社の本社である熊野三山(本宮・速玉・那智)の一社。

一旦境内に足を踏み入れると、その澄んだ空気に心も体も包まれます。

護摩木を炊いて身を清めます。














胎内くぐりのできる大楠。

樹齢850年。

遠く三重塔を望みます。

那智の滝

少し離れた那智の御滝にはバイクで移動。

バイクの駐輪場が分からなかったので、滝の入り口の邪魔にならないところにバイクを停めてお参りに行きます。

瀧の高さは133m、滝口の幅は13m、滝壺の深さは10mあり、流下する水量は毎秒1トンといわれており、国の名勝となっています。

ここからでも迫力満点。

橋杭岩

串本から大島に向かい、海中に列を成して大小40余りの岩柱がそそり立っています。

その規則的な並び方が橋の杭に似ていることからこの名が付きました。







この時だけ雲間が広がり太陽の日が差し込んでいました。

道の駅「橋杭岩」コーヒーブレーク。






B トルコ記念館

1890年に大島樫野崎沖合いで起きたトルコ軍艦、エルトゥールル号の遭難沈没事故。

串本町は犠牲者の慰霊を通じてトルコ国との友好関係を築いています。

館内にはエルトゥールル号の遺品や写真などが展示されています。

トルコ記念館見学終了して外に出ると、再び大粒の雨が。

雨雲レーダーによるとここから30分、強い雨雲の下を走らなくてはいけません。

トルコ記念館そばのカフェ「LA LAPIN」。



ここで昼食をとり雨雲をやり過ごします。

LA LAPIN HPより
樫野崎カレー。潮岬と紀伊大島を形どったキーマカレー。

大雨の中のツーリング

時間の制約もあり、覚悟を決めて走り始めます。

強い雨雲が田辺市を通過中。

まだこの時は雨雲の見立てを甘く見ていました。
(ちなみにこの日は和歌山に線状降水帯が発生しています。)

走り始めて15分後、バケツをひっくり返したかのような雨域に入り込みます。

海岸線は風が強く、正面からの風にバイクが進みません。

あまりにもの雨風の凄さに写真を撮る余裕もなし。

黙々と風雨に耐えながら走り続けました。

帰路

田辺市に着く頃には雨は小康状態に。

タイムリミットも迫っているのでレンタルバイク泉佐野へ向かいます。

ショートカットで山道を選んだのが裏目となり、雨が再び降り出しました。

水の浸入で携帯のケーブルが使用不能に。

充電不能の状態。

こういう場合のために簡単な地図くらい持っておくべきかも。

道の駅「龍遊」にて休憩。暖かいコーヒーが身に沁みます。

まとめ

途中道を間違えたこともあり、レンタルバイク店に到着したのはタイムリミットの5分前。

無事に帰ってこれましたが、あの雨と風は半端なかった。

恐怖と緊張から体がガチガチに固まる始末。

中程度の雨ならまだしも、暴風雨になった時は、諦めてコンビニや道の駅で雨雲が通り過ぎるのを待つのが一番。

そう実感したツーリングでした。

参考
 バイクレンタル料 1泊2日 10700円
 走行距離   
        170km(1日目)               265km (2日目)
       計435km
平均燃費        62.1km/L


   

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