バイクがきっかけで
今まで勤務先近くのいわゆる10分1000円カットのお店で髪を切っていました。
今回バイクを購入してバイクの停められる美容院へ行ってみて発見したことを3つほど。
その1
まずは店先にバイクが停めることができて便利になったということ。
駅前の美容室ですが、入口前にバイクが駐車できるスペースがあります。
徒歩だと10分以上の距離ですが、ほんの数分で移動できます。
これは大きい。
その2
サービスの質の向上(当たり前ですが…)。
1000円カットと違って、シャンプーからブロー、簡単なマッサージまであります。
美容院のシャンプーって好きなんですよね。ひとに頭を洗ってもらうってとても気持ちがいいですよね。リラックス感に包まれます。
その3
そして何よりも担当してくれた美容師さんがバイク乗りだったこと。
店先にバイクを駐車したことでバイク乗りということが分かり話が弾みました。
バイクに乗るのが長年の夢で、仕事をして貯めたお金で250ccバイクに乗り始めたこと。
仕事が終わった夜の横浜を走っていること。
先日行ったツーリングのこと。
嬉しくて洗車を頻繁にしていること。
などいろんな話をしてくれました。バイクの話で盛り上がると時間なんてあっという間に過ぎますね。
正直、美容師さんとのコミュニケーションがめんどくさいというのもあって美容院から足が遠のいていたところもあるのですが、バイクがきっかけでコミュニケーションそのものが楽しみ(付加価値)となりました。
美容院におけるコミュニケーション(会話)ってなんなんでしょうかね。
今回一番感じたのは理容院、美容院におけるコミュニケーション(会話)がサービスの中で大きな比重を占めているということ。
そしてそれは時にプラスに、時にマイナスにも作用するということ。
当然、今回の私のように、共通の趣味で話が盛り上がり付加価値としてプラスに作用する場合もあるでしょうし、逆にカリスマ美容師が黙々と髪をカットする姿勢の方が満足感を感じる場合もあるでしょう。
反対に技術は素晴らしいのに何のコミュニケーションを取らない理容師にストレスを感じる人もいれば、好きでもない話を一方的にされマイナスの印象を受ける人もいると思います。
お客様のニーズは十人十色。正解のないコミュニケーション手法。
時に饒舌に、時に無口に、時に聴き役に。
相手が何を求めているのか、短時間で見極め心地よい空間と時間を提供する。
理容師、美容師の方のストレスもまた計り知れないものがあると思いますが、それができる方が人気の
理容師、美容師になっているのかな、技術はもちろんですが。
一方で、10分1000円カットのその”10分”という時間は、会話を楽しむには短く、また沈黙に耐えうる時間なのかも知れません。
この一番難しい”コミュニケーション”というアイテムを取り除くことができ、お客さんと理容師さん双方の負担を軽減してくれているのかもしれません。
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