子犬を飼うにあたって最初に乗り越えるべき壁。
それがトイレトレーニング。
子犬によってはすでにペットショップやブリーダーさんのところでしっかりマスターしている子もいますがこの子はどうだったかといえば?
答えは「NO」。
ペットショップではトイレは覚えていなかったようです。
我が家に迎えてから、就寝中はケージ内のトイレでちゃんとやっていますが、昼間は自由に動けるのでトイレ以外にもし放題。
部屋の隅、ソファーの裏側、カーペットの上、なんとなく規則性はあるものの、肝心のトイレでなかなかしてくれません。
カール君を迎えて1ヶ月半。
今回はカール君のトイレに関わる1ヶ月半の奮闘記です。
準備したもの
サークル。
ペット用の本格的なものではなく、ダイソーのワイヤーネット(44×29.5cm)、連結ジョイント、ワイヤーネット用スタンドを流用。
1ヶ月半でだいぶ成長して大きくなりましたが、まだ高さも含めて十分機能を機能を発揮しています。
トイレのしつけのコツ
子犬は排泄間隔が短いので、いつ排泄しているのか観察しトレーニングスケジュールをたて、時間になったらトイレに連れて行き、サークルの扉を閉めて排泄するまで待ちます。
(PETEMO by AEON PETより)
うちの子は、
起床時
10時半
14時
19時
22時
あたりが排泄時間の目安。
この時間にサークルに入れてトイレを促し、トイレの場所を覚えさせます。
トレーニング大作戦
その1また、排泄時に「ワンツーワンツー」と声掛けして、”ワンツーワンツー”がトイレのタイミングであることを覚えさせます。
その2トレイの上でオシッコができたら過剰に褒め、オヤツをあげます。
サークルに入れて「ワンツーワンツー」と声かけるものの 第1週
まずはトイレに行きたそうな時間帯にサークルに入れます。
「ワンツーワンツー」と声掛けするも排泄の気配なし。
カール君は外で遊びたいので、サークルから顔を覗かせ、”出してアピール”の甘え鳴き。
こちらはひたすら「ワンツーワンツー」の連呼。
周りから見たら滑稽なやりとりが続きます。
今考えると、そもそもワンツーワンツーの意味が理解できていない段階で、カール君にひたすら呪文のように唱えても、尿意が起きるわけもありません。
なんの成果もないままサークルから出してしまうと、吠えると出られると誤解してしまいます。
一度サークルに入れるとトイレをするまで、長期戦を覚悟。
根負けして外に出してやった瞬間、ソファーの後ろで粗相、なんてこともしばしば。
でも成功した時は褒めまくり、サークルから出すと同時にオヤツを与えます。
直後にすぐ褒めないと効果無し。
子犬は何を褒めらているのかわからなくなります。
素早い行動が求められます。
1週目の結果
うまくいくときと行かないときが半分半分。
できたと思ったら失敗。
ストレスが溜まります。
イライラもしますが、相手は赤ちゃん、悪気なんて一切ありません。
温かい気持ちで辛抱強く、トレーニングはこの一言に尽きます。
どこでしようが「ワンツーワンツー」を徹底 第2週
たまに成功した時は極端なほどに褒め、失敗した時は騒がず、胸の怒りを鎮めつつ、ひたすらに「ワンツーワンツー」と声掛けを実施。
ワンツーワンツーがトイレの合図だということを刷り込ませること、これを徹底しました。
カール君がトイレ以外に粗相する場所って何気に特徴があります。
ちなみに、
子犬がトイレを好む場所その1 人目につかない家具の裏
人目のつかない物陰。
やはり動物とはいえ、いや動物だからこそ排泄シーンを他人に見られたくないですよね。
だからこういった家具の影など、人目につかない場所にしれっとオシッコをしています。
気づかず掃除しているときに、干からびたオシッコ跡が見つかるときがあります。
カール君はここにオシッコもウンチもするのが好きだったみたい。
ダイソーのワイヤーネットで柵を作り進入禁止にしました。
子犬がトイレを好む場所その2 新しく入ったふかふかするもの
滑り防止で買った新しいマット。
ものの数秒で餌食に。
特に楕円で囲った部分がお気に入りポイント。
最初にオシッコの匂いがついたところを好むみたいです。
上に少し写っている自分用のベットにも最初はオシッコしてました。
マーキングのつもりか?
子犬がトイレを好む場所その3 普段入らない部屋
最後はこれ、他の部屋の人目がつかない場所。
我が家では基本リビング以外の部屋にはカール君を入れないことのなっています。
でも時々ダイニングなどに潜り込んできます。
そんな時はすぐにリビングに戻すのですが、このほんの一瞬の間にしっかりとオシッコをしています。
後になって気づくことがほとんど。
それを踏んでびっくりして気づくなんてこともあります。
これもマーキング行為なのかな。
まずはこういう場所に立ち寄らせない。
その前にしっかりとトイレをさせておく。
この2点を徹底します。
2週目の結果
地道なサークル囲みこみと「ワンツーワンツー」刷り込み徹底作戦を辛抱強く行なった結果、トイレの位置と ”ワンツーワンツー” の意味がわかってきたような気がします。
範囲は狭くなってきたものの 第3週〜第5週
3週目になると、ほとんどトイレ付近でオシッコ、ウンチを済ますようにはなってきたのですが、トイレからは外してしまいます。
トイレから外してしまうとオヤツは貰えないんだけど、そこはわかっていません。
あと少しのところでおやつがもらえるんだけどなあ…。
飼い主の気持ちは伝わるわけもありません。
掃除が面倒くさいという理由で、
トイレシートの周りに布製トイレマットを置いてみたところ….。
シート上ではなく、周りの柔らかい布製トイレマットの上にオシッコをするようになってしまいました。
やはり足元が柔らかい方がいいのか。
何か工夫が必要。
この時期が一番ムラが大きく忍耐の期間でした。
もう完璧と思っていたら、粗相したりの繰り返し…..。
ようやく落ち着いてきたか 第6週〜第8週
布製のトイレマットは撤去して、サークルを狭めました。
これでしばらく静観したところ、徐々にトレイ上への成功率が上がってきました。
一旦トレイ上のオシッコが習慣化されるとサークルの位置は関係なくシート上にちゃんとするようになります。
ようやくトイレシートのうえで排泄ができるようになりました。
たまには失敗もありますが、良しとしています。
まとめ
・トイレトレーニングには忍耐も必要ですが必ず上手くいきます。
・子犬に悪気は一切ありません。温かい気持ちで見守りましょう。
・成功したら思いっきり褒め、失敗しても怒らない。この一言に尽きます。
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